デジポリスが国際電話や特殊詐欺に利用された電話番号からの着信を自動で遮断する新機能「国際電話番号(国際電話)ブロックシステム」を搭載

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 警視庁は、防犯アプリ「デジポリス」に、国際電話や特殊詐欺に利用された電話番号からの着信を自動で遮断する新機能「国際電話番号(国際電話)ブロックシステム」を搭載し、12月1日から提供を開始した。
 特殊詐欺の電話の約8割に国際電話番号が使用されている現状を踏まえ、詐欺対策を強化することが目的だ。

 新機能では、国際電話番号だけでなく、警視庁が把握している特殊詐欺に利用された番号もブロックの対象となる。
 Android端末では発信・着信の双方を遮断でき、さらにブロックした番号の着信履歴を自動で削除することも可能。
 iOS端末では、犯行に使われた番号をブロックできるほか、iPhone標準の「不明な発信者を消音」機能と連携した対策を行える。設定はアプリ右上の電話マークから案内に従うだけで簡単に完了する。

 「デジポリス」は、防犯情報のリアルタイム配信や、マイエリアにおける犯罪発生状況の表示に加え、「痴漢撃退機能」「防犯ブザー機能」「ココ通知機能」など、多様な防犯機能を備えたアプリである。

 近年、特殊詐欺では国際電話の利用が急増していて、2024年には発信回線の約7割、今年上半期には約8割を国際電話が占めた。
 また、詐欺電話は固定電話から携帯電話へと移行しつつあり、スマートフォンのビデオ通話を悪用して偽の逮捕状や警察手帳を見せるなど、手口も一層巧妙化している。
 東京都内の特殊詐欺被害額は今年10月末時点で約236億8,400万円に達し、前年同期から140億円以上増加している。

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