かつて常滑陶磁器卸商業協同組合は、毎年9月に全国の販売業者を対象とした「産地見本市」を開催しており、昭和42年には「第1回 常滑焼大見本市」が開かれました。
これを機に、一般市民にも焼物を楽しんでもらうことを目的とした即売会が始まり、景気の良さも相まって多くの商品が販売され、好評を博しました。
初期の開催場所は常滑市新開町にあった体育館とその周辺路上で、テントを設営して行われ、この形式は昭和58年まで続きました。
同年8月、常滑競艇場に新スタンドが完成したことで、第18回からは会場が競艇場内へと移り、規模も内容もさらに充実していきました。
当時は組合の青年部が宣伝活動を担い、ポスターを持って愛知県内の各施設を巡り、フォトメイツとともにメディアを通じて積極的に広報活動を行っていました。
こうして始まった「常滑焼まつり」は、今年で第58回を迎えます。
市内3会場で開催される本イベントでは、常滑焼の窯元や問屋、陶芸作家たちが一堂に集まり、逸品や限定品、お値打ち品の販売が行われるほか、恒例の「やきもの大卸売市」も実施されます。
お気に入りの一品を探しに、ぜひ足を運んでみてください。きっと素敵なやきものとの出会いが待っています。

【ボートレースとこなめ会場】
窯元や問屋・陶芸家が100店舗以上出店する人気の大即売市はもちろん、シェフによる盛り付けのテクニック講座や、おいしいお茶の淹れ方セミナーなど、日常を彩る常滑焼の楽しみ方を体験できる企画が満載。
またSNSで『#常滑焼まつり』をつけて投稿した方には、やきもの購入時に使える500円チケットをプレゼント。(各日300名様限定)
【セラモール会場】
アウトドアで急須を使ってお茶を楽しむ提案「アウトドア茶会」や、常滑市応援サポーターである小栗ひなたさんが常滑セラ役として所属する「知多娘。」のステージイベントを開催。
【やきもの散歩道会場】
対象店舗で2,000円以上お買上するとかわいいお土産プレゼントなど、楽しいイベントが目白押し。
開催日時
2025年10月4日(土)・5日(日)
時間
4日(土) 9:00~17:00
5日(日) 9:00~16:00
会場建屋内へのペット同伴はできません(介助犬は入場可)
場所
【メイン会場】 ボートレースとこなめ
【サテライト会場】やきもの散歩道、セラモール
アクセス
名鉄「常滑」下車 徒歩約5分

料金
無料
お問い合わせ
常滑焼まつり協賛会
0569-34-3200
常滑焼まつり 公式サイト
https://tokonameyakimatsuri.jp/
とこなめ観光協会 公式サイト
https://www.tokoname-kankou.net/event/detail/498/
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