尾張横須賀まつりは、毎年9月の第4日曜日とその前日の土曜日の2日間にわたり、東海市横須賀町の愛宕神社の秋の例祭として開催されます。
秋まつりの先陣を切るこの祭りは、江戸時代後期から続く伝統ある祭礼であり、地域の人々によって大切に受け継がれてきました。
祭りの中心となるのは、彫刻や刺繍で豪華絢爛に飾られた山車(だし)です。
重さ5トンにもなる山車は、町内を曳き回されながら、街角で勢いよく方向転換する「どんてん」**という迫力ある演出が繰り広げられます。
お囃子の音色、紙吹雪、担ぎ手の威勢の良い掛け声が響きわたる中で行われる「どんてん」は、見る者を魅了します。
中でも、2日目(本楽)の夕方に行われる「大どんてん」は、尾張横須賀まつり最大の見せ場。
山車を下ろさず、流さず、ぶつけずに回転させる高度な技術と若衆たちの熱気が会場を包み、各祭組が名誉と誇りをかけて力を尽くします。
夜には山車に堤灯が飾られ、幻想的な夜祭が始まり、神社周辺は多くの人々で賑わいます。
祭りに登場する山車は、本町組・北町組・公通組(圓通車・八公車)・大門組の4組5輛で、すべてが東海市の有形民俗文化財に指定されています。




開催日時
2025年9月27日(土)・28日(日)
時間
終日
場所
東海市横須賀町内、愛宕神社
アクセス
名鉄「尾張横須賀」下車 徒歩約5分
駐車場
有り/一部有料
【臨時駐車場】元浜公園駐車場 ほか
※ 会場付近の駐車場には限りがありますので、公共交通機関をご利用ください。
お問い合わせ
横須賀まつり保存会
0562-32-2557
公式ホームページ
https://www.yokosukamatsuri.com/
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