次のiPhoneのOSはiOS19ではなくiOS26

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 6月10日から始まった、Appleの開発者向けカンファレンス「WWDC25」
 次期iOSは「iOS 19」ではなく、命名規則を西暦の末尾2桁から取るカタチで「iOS 26」になることが発表されました。
 驚きは命名規則だけにとどまらず、デザイン・機能・サービスなど中身が進化し、iOS 7以来の大幅なアップデートになります。
 パブリックベータは7月から、正式版は今秋に提供予定で、iPhone 11以降が対象となり、iPhone 16シリーズやiPhone15 pro・iPhone15 proMAXでは、AI機能「Apple Intelligence」のすべての機能が利用できます。
 下記ではいくつかの主な機能をご紹介します。

・新しい「Liquid Glass」デザイン
 iOS7から続くデザインが見直され、新たに「Liquid Glass」と呼ばれる半透明なガラス調デザインが採用され、周囲の光を反射や屈折させることで、コンテンツを際立たせ、アプリやウィジェットに躍動感がもたらされます。
 またロック画面では、時刻表示が流動的に調節されるほか、壁紙に3D効果を付けられるようになります。
 あとCarPlayもiPhoneと同じく見やすく進化し、「Liquid Glass」に合わせたインターフェースに変更され、ダークモード時はアイコンもダークカラーへと変更可能です。

・画面のスクショから検索でき、「写真」アプリはタブ追加されます。
 Apple Intelligence対応モデルの場合、Visual Intelligenceも進化し、画面に表示されている情報を、別アプリから検索できるようになる。
 また「写真」アプリに「ライブラリ」と「コレクション」が追加できます。

・メッセージがLINE風になり、アンケートや翻訳も実装
 メッセージ画面に背景画像を設定でき、アンケート機能も実装。


・ライブ翻訳
 「ライブ翻訳(live translation)」という機能も実装。
 メッセージやFaceTime通話や電話など、複数のアプリでリアルタイムで翻訳。

・迷惑電話をスクリーニング
 Apple Intelligenceで進化した留守番電話機能で、自動文字起こしで内容をテキストで表示してくれ、知らない電話番号からの電話をすぐに音を鳴らさずに留守番電話モードになり、相手の名前や要件を自動文字起こしでテキスト表示してから、改めて着信音を鳴らしてくれる。

・カメラアプリのインターフェースが直感的
 カメラアプリのUI(ユーザーインターフェイス)も変更され簡素化される。
 画面のUIがシンプルになり、これまで以上にスムーズに。

・Safariの画面が拡大され、フルスクリーンへ
 これまで画面下部(上部)にあったURLやボタン類が半透明化され、スッキリした全画面表示みたいになりました。
 スクロールするとタブバーがさらにスッキリとコンパクトになり、コンテンツがより見やすくなります。

・Apple Musicに歌詞翻訳やミックス機能の追加
 Apple Musicでは歌詞の自動翻訳、歌詞の発音ガイドが追加。
 AIを利用して、DJのようにテンポとビートを合わせて曲を繋いでくれ、楽曲をシームレスにミックスできたり、お気に入りの音楽をライブラリの一番上にピン留めして、好きなアーティストアルバム、プレイリストをすぐに再生できるようになります。

・「マップ」アプリ経路案内などをパーソナライズ。
 過去に訪れたことのある場所の履歴を記録する機能が追加され、iPhoneが位置情報を検出し、マップ上で「訪問済み場所」として表示できるようになる。
 また毎日通るルートをiPhoneが自動検出し、自宅や会社に向かう際に、好みのルートを提示したり、遅延情報や代替ルートの提案を行ってくれる。

・ゲームを集約する「ゲーム」アプリ
 App Storeからダウンロードしたすべてのゲームをひと目で確認でき、プレイ中のゲームのアップデートやイベント状況、自分に合ったおすすめゲームのレコメンドを受け取る事が出来ます。
 また友達がプレイしているゲームをチェックしたり、ゲームのスコアで友達と競い合う「チャレンジ」機能が利用可能。

・その他
 Wallet(ウォレット)アプリでは、Apple Payを使う場合、分割払いやポイント還元の選択ができるようになったり、Genmoji、Image Playgroundでは、お気に入りの絵文字やGenmoji、説明文を組み合わせて、新しい絵文字を作成できる。

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