クアルコムの「Snapdragon X Elite/X Plus」搭載のCopilot+ PCは20製品以上に

ニュース

クアルコムのパソコン用チップセット「Snapdragon X」シリーズを搭載したノートパソコンが発売される。
グローバルでは6月18日に店頭に並ぶ予定という。

 クアルコム製のチップセットを採用したパソコンを発売するのは、エイサー、ASUS、デル、HP、レノボ、マイクロソフト、サムスンの各社。搭載されるのは、クアルコム製のパソコン用チップセット「Snapdragon X Elite」と「Snapdragon X Plus」で、省電力性やAI性能が特徴。
 クアルコム製品は現時点で、マイクロソフトが定義するAI性能を重視するパソコン「Copilot+PC」唯一の対応製品で、当初は20ほどのパソコンがSnandragonを採用します。

Snapdragon X Elite について
 Snapdragon X Eliteは、Qualcommが開発した高性能ノートパソコン向けプロセッサです。
 2024年5月に発表され、薄型軽量で長バッテリー駆動を実現するノートパソコン向けに設計されています。
 4nm製造プロセスを採用し、クラス最高の12コアQualcomm Oryon CPUを搭載しています。
 また、Qualcomm AI Engineと統合されたQualcomm Hexagon NPUを搭載し、高度なAI機能を提供します。
 従来のArmベースのノートパソコン向けプロセッサよりも大幅に高速で、一部のIntelやAMDプロセッサよりも高速であると謳われています。
 また、非常に省電力であるため、Snapdragon X Elite搭載のノートパソコンは長時間のバッテリー駆動を実現します。
 その他、Dual-Core Boost、 Windows 11 NextGen Premiumをサポート。

Snapdragon X Plus について
 Snapdragon X Plusは、Qualcommが2024年4月に発表した、次世代AI PC向けのSoCです。
 10コアのQualcomm Oryon CPUと、ノートPC向けとしては世界最速となる45TOPSのNPUを搭載し、AIによるスマートアシスタント、長バッテリー駆動・5G通信対応、Windows 11 NextGen Premium対応し、高いパフォーマンスとセキュリティを提供します。

コメント