名駅エリアで「クリスマスツリー」一斉点灯 17カ所でイルミネーション装飾

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 名古屋駅周辺エリアの商業施設や通りなどで11月8日夕方、クリスマスツリーやイルミネーションが一斉点灯した。
 一斉点灯は2016年から始まった恒例企画で、点灯開始日と時間をおおむね合わせ、名古屋駅地区街づくり協議会が指揮をとる「メイエキイルミ」として街全体を盛り上げる。
 期間中、商業施設や通りなど17カ所でイルミネーション装飾を行うほか、クリスマスソングのコンサートやSNSフォトキャンペーンも行う。
 「JRゲートタワー」1階イベントスペースでは、高さ約12メートルのクリスマスツリーを設置。「時間(とき)が止まった不思議な村『クリスタルビレッジ』」を舞台にした演出企画で、オリジナル楽曲にのせた演出を行う。
 ツリーの周りに置いた装飾は顔に当てる照明としても使うことができ、光るツリーを背景にしてもきれいに撮影できるよう工夫した。
 「名古屋マリオットアソシアホテル」ロビーには、劇団四季ミュージカル「キャッツ」の日本上演40周年を記念したツリーを設置。「キャッツ・シアター」をモチーフに「ジェリクル舞踏会」で歌い踊る27匹の猫を表現した27種類のリボンの形をしてオーナメントを飾る。
 スマホなどを使いARで猫のひげやしっぽ、リボンなどが顔に付いている写真を撮ることができる企画も行う。
 「大名古屋ビルヂング」5階の空中庭園では、シャンパンゴールドをテーマに、LEDライト約11万球のを使ったイルミネーションや約4メートルのツリー、リング型や馬車をモチーフにした物や、360度クリスタルオーナメントに囲まれたBOX型など光り輝くフォトスポットを3カ所に設置。
 初日から若者を中心とした来場者でにぎわっていた。期間中は例年、約15万人が来場するという。
 「KITTE名古屋」1階アトリウムでは、従来捨てられている規格外の食材やカット野菜の切れ端などから抽出した食品に含まれる成分を染料に使う「フードテキスタイル」の布を使った、全長約10メートルのツリーを設置。
 コーヒーやブルーベリーをはじめとした廃棄予定食材で染めた色とりどりの布で彩った66個のランタンを飾る。
 LED約1万個を使うライトアップショーも行う。
 「ミッドランドスクエア」は、銅版画家・山本容子さんの作品を使った演出を行う。商業棟の吹き抜けに、直径約3メートル、高さ約10メートルでメッシュ生地のつり下げ型のツリーを設置。
 ツリーの周りを山本さんが描いた天使や動物などのキャラクターを使った飾りが取り囲む。屋外の樹木などには、海洋プラスチックをリサイクルしたオーナメントや、CO2フリー電力を導入したLED約9万個を使うイルミネーションで演出する。
クリスマスツリー設置は12月25日まで。

記事参照先
 名駅エリアで「クリスマスツリー」一斉点灯 17カ所でイルミネーション装飾 – 名駅経済新聞 (keizai.biz)

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